スポーツの在り方
元女子マラソン日本代表は、こうして摂食障害を発症した(江川紹子) - 個人 - Yahoo!ニュース
スポーツって命を削ったり、精神を削ってまでするもんじゃないね。
アメフトも然り、どのスポーツの指導者もまずは選手をリスペクトする事を考えた方がいい。
特にジュニアスポーツ時期は…
運動って楽しい! スポーツって楽しいってのがまずは先でしょ。
追い込まれて追い込まれて精神が壊れてしまったら…
心技体、三拍子大切。
100mileは精神論⁉︎
UTMF 100mileレースに出るにあたって諸先輩方から様々なアドバイスを頂いた。
気合い、根性、最後は気持ち、などなどメンタル系、精神論がやっぱり多かった。
実際走ってみて感じたのがやべぇ楽しい❗️
ペースは速くないが道中はおかしいぐらい楽しかった❗️
辛かったのは杓子…
登りが辛いとか脚が終わったから辛いとかじゃなくて、睡魔と便意との戦いが1番追い込まれた…w
あと、ともかくなげぇ…
まじでなげぇ…笑
自分のペースだと河口湖周辺(90〜100km地点)になったのは翌日のお昼ぐらい。(スタートから20時間ぐらい)
もうSTYでよくねぇ…⁉︎
出る種目間違ったんじゃねぇ…⁉︎
なんて思いもありながら忍野を目指していた
レース前からずっとイメージしていたのが100k走った後にハセツネを走る。
これだけ。
完走できるかできないか、100kを超えるとどうなるのか?
ずっとわくわくしていた。
100k以上のレースはともかく楽しんだほうがいい。
辛くてヤバイ時は仮眠zzz
それでリセットできる。
人間辛さを忘れるには寝るしかないw
1番楽しかったのは霧山からの下り。
あの爽快感は格別だった…
また走りたくなるのかな…
UTMF2018 装備と補給食
ハセツネのみで貯めたポイントでなんとか出場する事ができた
抽選が決まった時から当日まで何を持つか装備は迷いに迷った。
またドロップする荷物も最後の最後まで迷った。
当日もレース中も迷いに迷った…
優柔不断なのか⁉︎ってぐらいに常にベストを考えてた。
なんせ70km以上のレース全く想像できない未知の領域…
走れるのか?
不安もあり身体がどうなるかわからないのでありとあらゆる想定を考えた。
ウェア
モンベル | オンラインショップ | クール ノースリーブジップシャツ Men's
ジップの開け閉めで細かく体温調整できる
パンツ
このパンツは最高の出来だと思う。マジックテープポケットも最高。
ソックス
(アールエル ソックス) R×L SOCKS 登山 トレッキング ソックス TMW-36 [ユニセックス] TMW-36 11 チャコール L
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- 発売日: 2017/06/12
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トランスジャパンアルプスレース 2020 | Trans Japan Alps Race 2020の猛者達も愛用のお墨付き。ずっと愛用している名品。今回は精進湖で新しいのに履き替えた。マメや擦れ、爪を含め足裏にトラブルは一切なかった。
アームカバー
体温調整の為に道中1番使った。上げたり下げたり付けたり外したり。
インナー
軽くムスコ周りのホールド力があり擦れにくく、某プロランナーOっ君もエアリズム一択とおっしゃっていた。
腹巻
愛する彼女からのプレゼント。
汗冷え無縁。腹腰周りの擦れ防止にもなる。
首に巻いたりかぶったり、雪山からトレイルランまで寒さ対策に色々と使える。
グローブ
モンベルメリノウールグローブ
手の保温、タッチパネル対応できる。
テムレス、雨天時用。TJARの猛者達も愛用。
ショーワグローブ 【透湿防水】No281テムレス Lサイズ 1双
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ノースリーブの場合、下にスキンメッシュを着けると気化熱が肌から直接じゃなくなり少しながら保温力と腹回りの冷えが低減できる。
ファイントラック(finetrack) スキンメッシュ ノースリーブ メンズ BK FUM0416 M
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アウタージャケット
モンベル | オンラインショップ | ウルトラ ライトシェルジャケット Men's
気温次第だったが、保温力より通気性を
重要視してゴアじゃないアウターにした。
アウタージャケット ゴアテックス
モンベル | オンラインショップ | トレントフライヤー ジャケット Men's
雨なら間違いゴアにしてた。
トラブル用、2日目夜気温次第で変更しようと精進湖にドロップ。
アウターパンツ
モンベル | オンラインショップ | トレントフライヤー パンツ Men's
雨、保温の用途しかないのでゴア一択。
アウターは気温、標高、天候、風によって変える必要がある。
気温が低く保温力を重視するならゴアテックスが有能。
基本的なゴアテックスは透湿性はあるが通気性はなく、防風100%でそのため気温が低い中汗をかいても気化熱による影響は少なく保温力がある。
ゴアテックスじゃない素材の場合、透湿性はもちろんあるが防風性は100%ではない為その素材によるが50%〜通気性があり風が抜けていく。
気温が低く、風があると気化熱による影響が大きく保温力が低くなる。
特に強風時は本当にスースー(気化熱)するがトレラン時の運動強度だと蒸れが少ないのでとても重宝する。
ゴアテックス製アウターでベンチレーションが脇などにない場合ウェア内を換気してないと蒸れ蒸れになってしまう。
タイツなど履かないで素肌に直で着用するとを汗でベタベタになり不快で内側が濡れてしまって透湿性も落ち蒸れ蒸れになる。
ゴアテックス製と言われると高いし、完璧な素材の様に思われがちだが、状況に応じて材質の違うアウターも選択肢として持っていたほうが身体に負担を軽減できあらゆる気候などに対応できる。
面白いデータ
山と道ラボ【レインウェア編】#7 同一試験による防水透湿素材の総合評価 | 山と道 U.L. HIKE & BACKPACKING
タイツは保温力のみで考えていたので賛否あるがヒートテック。
汗冷えするとか色々言われるが汗かいてタイツが濡れるぐらいなら脱げばいいだけ。
山中で動けなくなった最悪のケースも考えて
モンベル | オンラインショップ | プラズマ1000 アルパインダウン パーカ Men's
愛する彼女にプレゼントしてもらった最高のダウン。
雪山も行くので軽いしコンパクトだし愛情もプラスされてめっちゃ温かい重宝したダウン。
バックパックの1番底に入れてるけど夜間エイドで休む時、出すのをめんどくさがらず何度も使用。
仮眠所で毛布が無くてもへっちゃら、二十曲峠、山中湖きらら、富士吉田、気温がかなり低かったエイドだったので身体を冷やす事なく休めたのは完走につながったと思う。
寒いエイドでダウン着ていたランナーは少数だったな…
レスキューシートだけじゃめっちゃ寒い…
山中で動けなくなったらどーすんだろ...
身体を冷やさない為に休憩時はすぐダウンとかアウターを着る行動は登山じゃ当たり前なんだけどな。
初mileレースでシューズも迷いに迷った…
パワー系、重め300g前後。
丹羽さんがなかなか良いと言っていたけどこりゃ白人の体重、筋肉が大きな人向けな気がする。レディースとは作り違うのかな⁉︎
ソールの厚みの割にはクッションは固く走りやすいが、体重があって身体が大きい人向けな気がする…
デザインはサロモンって感じのカラー。
スタート地点でも見かけたシューズでJR田中さんとか日本人トップ選手もちらほら履いていたと思う。
フィーリングがイマイチで履くのはやめた。
軽い、走りやすい❗️
クッション性にフィーリングが合わず、ショートレース用かな。
センスプロマック
フィーリングなかなか、クッションもなかなか、軽めでドロップするか迷ったが値段ががが!
たけぇ!
基本消耗品のシューズは半額ぐらいじゃないと買わないw
結局、去年安くなっててFTR100用に買った
ブルックス ランニングシューズ メンズ カルデラ MEN CALDERA ブルー 1102421D445 27.0cm
軽めで、ふわふわしたクッションもよく、ロードも走りやすい。
去年ハセツネ履いたがかなり良かった。
当日もちらほら履いてる方をみた。
なかなかバランスのいいシューズだと思う。
トレイルがドライでもウェットでもグリップ良く、岩、木もツルツルいかない、それでいてロードで引っかかる感じがない。
他にはモントレイルやホカスピードゴードも履いてみたが、フィーリングが合わず。
ホカスピードゴートは履いてる選手は多々みた。
だけどたけぇ…笑
カルデラのおかげか道中足裏や爪などに一切トラブルなし。スレ、豆、水ぶくれ、爪が死ぬなど一切トラブル無し。
唯一気をつけたのが紐の締め具合。
あまり浮腫む事は無かったが、きつい時は緩めたり、小石や異物はその都度排除して違和感を見逃さずに対応した。
100mileは常に身体のモニタリングが大切
補給食
早々と本栖湖に着く前にジェル(ハニースティンガー)を胃が受け付けなくなってしまった…
富士宮、麓ではバナナ、コーラを順調に補給していたが本栖湖手前から気持ち悪くなり、何度かオェオェしていた。
予定時間は早々に諦め本栖湖のエイドで40分程寝た。
その後見事復活。
原因
天子ヶ岳登り中、上空のガスがとれ放射冷却がはじまり、そこから一気に気温が下がった。
麓のエイドで休んでいた時も寒いなと思いながらもタイツを履くのを面倒くさがり下半身を冷やしてしまったか...
10度を下回る場合、掌の冷えや下半身の冷えに気を配らないと末端で冷えた血液が想定より内蔵を冷やしてしまう場合がある。
身体で放熱する部位→頭、首、掌、手首、腿内側、足首、など。
箱根駅伝の学生ですら、タンクトップ、短パンでも手袋で保温してる場合がある。
低温時、掌が冷たい場合すでに身体が冷えている場合がある。
また低温時でハイドレ、ボトル内も冷えてる場合、補給も一気に飲まず一口ごとに口の中で軽く温めたほうが内蔵トラブルを起こしにくくなる。
身体表面が冷える→内蔵系が冷える→身体が冷えたと判断→末端に血液を送らなくなる→脚が動かなくなる→熱がつくらなくなる→さらに冷える。
悪循環になり回復が難しくなる。
特に低体温症は初期の段階で気づき身体を温めて休めば数時間〜半日程度で回復する。
低体温症になりコアの温度も下がると入院コースとなる。
某プロランナーのOっ君も暑い暑いと言ってタンクトップで走って下ってたら身体冷やし過ぎてあえなくDNF...
スタッフ曰く手足が冷えきっていたとの事…
また胃腸障害を起こしやすいケース
一度に多くの糖質を摂取すると吐き気などを引き起こしやすくなり、一時間あたり90グラムの炭水化物を取ると、60グラム取るときと比べて吐き気を引き起こしやすい。
糖質か脂質か。 | パシフィック・ノースウェスト通信
道中をささえてくれた補給食。
グルテン、イーストなどにアレルギーがあることが判明したのでレース前から極力摂取しないように努めた。
今回これがなかったら絶対完走できなかった…
親に隠れて食べていた頃が懐かしいボンタンアメ
主な原料水飴・砂糖・麦芽糖・もち米。10粒50gでなんと170kcalもあり炭水化物42gそこらへんのジェル並で胃がもたれない。しかもグルテンフリー。
兵六餅 主な原材料水飴、砂糖、麦芽糖、もち米、白あん70gでなんと243kcalしかも、草餅っぽい味で全くクセがない。緑茶と合う。こちらもグルテンフリー。
そしてラムネwww
なんせブドウ糖90%❗️
ちょっと空腹感でたら数粒噛んで、水で流し込めばブドウ糖水溶液の出来上がり。即効性のある補給食。
ジェルの半額以下で安いし美味いし駄菓子様様❗️
これ不思議と子供の頃慣れ親しんだ味って飽きがこない。
30分〜1時間に1つジェル補給とか言われてるけど、慣れももちろんあるが、その日の体調、発汗量、気温、レースペース、メンタル等でトラブル無しでいける時もあるし、早々にトラブルを起きてしまう時もある。
また味に飽きてあんまり美味しくないなと思って取るとトラブルを起こしやすい
かも…(メンタルかw⁉︎)
結局使わなかったゼリータイプ。
ガッツギア(子供向けばかりで怪しいおっさんではないが…)
去年は空腹感を紛らわす為に愛用していたが250gで200kcalとだいぶ重くドロップもしておいたが道中持ち歩くのはやめた。
ガッツギアのマスカットはマジで美味い❗️
お試しあれ❗️
その他補給食
HONEY STINGERハニースティンガーエナジージェルおためし8味セット 【補給食説明書付】
個人的にはアサイー味が1番。Oっ君はGOLDをメインにしてるけど高いし頭痛が起きるぐらい甘いw
カフェイン32mg入りジンセンも味が結構クセがあり、気分転換にはなるw
VESPA SPORTS(ヴェスパスポーツ) VESPA HYPER 9g×12個入り
わかりやすく3時間おきに摂取。効果は⁉︎
とりあえずUTMF2018完走できたw
2日目辺りから頭が回らず摂取したかどうかわからなくなってた…
予定時間より遅くなったのにゴール後余ってるw
水は今回積極的に取ったが手に浮腫みを感じたら摂取。
2〜3時間に一粒ぐらい。
電解質も取ればいいってもんじゃなくてとりすぎるとトラブルになる。
OS-1をハイドレに入れる選手もいるみたいだけど…
初100mileでなるべくケミカル的な物は肝臓、胃に負担になると思って排除したつもり…
まぁコーラがぶ飲みだけどw
エイドで補給した物
バナナ、バナナ、バナナ、バナナ、バナナ、コーラ、コーラ、コーラ、コーラ
湯葉丼→トラブル後最高に美味しかった
おにぎり→お味噌汁に入れると最高
豚汁→最高
シジミ味噌汁→最高。コース上ローソンでげっと。
腹が減って腹が減って、固形物をむしゃむしゃ食べれてよかった。
道中の便意が大変だったけど…w
エイド到着が遅い選手は食べ物が無かったみたい…
特にSTYと被っていたエイドはバナナすら無くなってたと聞いた。
麓でも自分が到着した時には名物の焼きそばは片付けてたっけ…
あまり贅沢は言いたくはないが、個人的にはもっとお米の提供があっていいのではないかと思った。
また日清あたりの食品メーカーに協賛していただいて、カップ麺系もあるといいと思う。
海外選手が3割程度いたので、やっぱりソバ、ラーメンは提供あったらとか思う。
まぁ運営に一億五千万以上かかってるとの事なのでエイドの補給食は多分今後も変えられないと思う。
なのでコンビニが許可されたので、うまく使うプラン(河口湖周辺、山中湖きらら周辺)
ただし、まじでおにぎりは全然ない場合があるのでお米の食べたい選手はモンベル | オンラインショップ | 五目 リゾッタ
をジップロックに分けて入れるのもおススメ。
もいいが時間がかかる。
エイドでお湯もらえばリゾッタは3分。
個人的には五目と梅しそ味が食べやすいし海外レースでも携帯できる。
100mileになると補給食って奥が深いな…
UTMF 2018 完走備忘録
なんとか無事完走してきました!
いや〜ほんと長い… まさに旅...
ハセツネより長いレースが初めてでしかもフルマラソン、ウルトラマラソンすら出た事ない自分にとって70km以降は全く未知な世界。
しかも100mileは120kmからが本番とか言われて...
UTMFなんてTwitterでハセツネ三回で出れるよ!
なんて軽い感じの方もいたけど、多分ハセツネ三回ともただ完走的な20時間以上とかの走力とかだったら難しい気がするけどな…
来年以降ITRAのポイント変更になるのでUTMFは20年まで現状の12ポイントですが来年以降ハセツネは3ポイントへ変更。
ハセツネだけだとポイントが足りなくなる場合があるので出場を目指してる方は注意。
ITRAのカテゴリー変更で影響を受けるポイントレースとは - メチロンのトレラン日記
さてさてこどもの国15時スタートなのでかなりのんびり宿で過ごす…
UTMF特別プランで温泉もあり最高でした。
前泊がいいとアドバイスを受け仕事後バスタ新宿から高速バスで御殿場駅へ。
そのままタクシーで御殿場高原ホテルまで。だいたい¥3500ぐらい。
宿から12時こども国行きのバスなのでのんびり部屋でしていたらチェックアウトは11時ですなんて電話がきて慌ててロビーへ…
チェックインの時アウトの時間言われなかったな…
食堂からも富士山が見えほんといい宿
御殿場高原時之栖(ときのすみか) 公式サイト | 緑と光のリフレッシュリゾート
前日受付等も多いのか、受付は空いていてスムーズ。
みんな笑顔でいい顔してる。
曇ってきて風が冷たくてダウンきてスタートまでぼーっと座る。
Start〜A2麓
スタート後はとりあえず下り基調ロードと林道…
ところどころ小刻みにアップダウンしてる。
みんなまだまだ元気だからジョグで駆け上がっていたけど、先は長いので迷わず登りは歩く。
そうこうしているうちにロードも終わり鉄塔コースへ
ここの入り口はシングルトラックになりしかも沢を越えるためかなりの渋滞が起きていた…
まだ鉄塔コース… ここも下り基調ながら小刻みにアップダウン。
無理して走るとどんどん足を削られる。
それを終えるとW粟倉。
皆さん地図にないアップダウンが多いとか嘆いていたけど、普通に等高線で地図読めばアップダウンしっかりあるけどな…
サッと通過してA1富士宮へ。
バナナを何個か頂く。
数分でブヨに脹脛、腿裏と数箇所噛まれ…
とりあえずポイズンリムーバーないので爪で押し血を出す… ブヨは初期の処置しないと2、3週間劇的な痒みが治らない…。
とりあえずまだ明るいのでライトは出さずに登山入口まで。
途中前日の雨でトレイルがぐっちゃぐちゃ… なるべく濡らしたくないので慎重に。
ガッツリ登りこれが天子ヶ岳ピーク…
またまた小刻みにアップダウンして熊森山へ…
ここにはスタッフがいてstyの選手もちらほらいた。
ちょいと休んでから麓を目指す。
麓到着。
すでに焼きそばは完売…
そしてガスがとらてきたので放射冷却で一気に冷え込んできた。
あれあれおかしい…
胃がもたれて気持ち悪くなってきた…
途中吐きかけ、この時間でジェルを受け付けなくなり焦る…
🧟♂️グロッキー状態…🧟♂️
本栖湖に降りてぐるりと回ってようやくエイドへ…
気持ち悪くてやばいやばいと焦りながら、エイドの中は一瞬にして眼鏡が曇る程の湿度と温かくて天国でした。
湯葉丼を1つ食べてとりあえず仮眠室へzzz
目標時間は早くもあきらめ、滑り込むようにしてとりあえず全てを忘れて40分ほど仮眠…
調子が悪くなったら横になる、寝る、それに尽きる
【UTMF2018 # 7】 UTMF START → A2 FUMOTO
A3本栖湖〜A5勝山
起きてから湯葉丼を一膳分、🍌数本分いただいて満腹でエイドを後に。
エイドのスタッフに感謝感謝。
気づかなかったけど外はすでに明るくなっていた。
本栖湖からの富士山
天気もいいし、気分もよくなり快調に登る。
暑くなりそう…
烏帽子岳より富士山
ほーんといい天気。
ダラダラと下る途中で膝に違和感が出てきて、とりあえずテーピング。
ロードに出たら77km地点精進湖民宿エイドへ。
ようやくドロップした荷物受取。
ジェル補給がうまく行かなくなったのでとりあえず固形物中心へ変更。
アミノバイタルなどのゼリー系もやめて、ジェルを10本程度と、固形物の補給食に入れ替え。
ここからほぼあと100kか…
あんまりドロップした意味がなかったな…
テーピングを両膝分と予備でさらに二本カットしてバックへ(後半活躍した)
ここでも🍌
米が欲しい米ががが…
基本エイドは🍌とコーラ。
水が切れていたので1リットル補給。
15分程仮眠。
予定時間なんて気にせず、エイドでは食べて仮眠の繰り返し。
77km地点精進湖民宿エイド
館内は野戦病院状態。
焦ったのが🍌を食べてる最中にドロップバッグを他の人が間違えて預けてしまった…
なんとかスタッフに言って取り出してもらった。
他のエイドでは仮眠所で海外の選手が靴を間違えて履いてかれてしまったなど、色々トラブルがあったみたい。
以前友人はSTYで当時HOKAがまだ日本で知られてなかったのにたまたま同じシューズでトイレ中にミスで履いていかれて行ってしまいDNF…
仮眠所で同じ靴が多い場合、遠くにわざと置くか、ビニールに入れて横に置いておくのがおすすめ。
エイドを出るとここからはしばらくロード区間… 暑いし、排ガスすごいし、しかも地味に長い登りが続く…
日差し照り返しもあり暑い…
足和田山より富士山
ぼちぼち河口湖が見えてきて勝山のエイドも近くなってきた
もうSTYでいいやなんて思いながら勝山のエイドへ。
94km地点。
またまた1L水切れ…
(暑い区間が続き積極的に水をとっていた為)
っと思ったら結局ハイドレが曲がっていて詰まってた…
【UTMF2018 # 8】 UTMF A2 FUMOTO → A6 OSHINO
A5勝山〜A7山中湖きらら
勝山を出るとひたらすらロード…
途中、林道に入るが基本はロード…
お昼も回り気温は1番高い時間に突入。
予定通りなら午前中の涼しい時間に通過していたのだか。
ドロップしていた初のサンバイザーが大活躍。
フジヤマからキャーキャー声が聞こえて楽しそう...
暑いのでコース上ローソンにピットイン、ガリガリ君で体内から冷やす。
またシジミのお味噌汁が無性に飲みたくてゲット。
道中の安全を祈願しながら浅間神社通過⛩
ここからは試走に来たので忍野までは特に問題なし。
やはり後半部分真夜中だったがテストしといて良かった。
なんとなくコースがわかってるだけで気持ちが楽。
富士山の見える温泉旅館。富士山温泉ホテル鐘山苑公式HP裏手側が大会中のみ通行可能になっていた。
(試走時は立入禁止になっており鐘山園正面を横切り裏手に回った)
林道をだらだらと登り、開けたところから富士山。
まだまだ暑い…
サクッと忍野到着。113km地点。
途中、ピースキャップを被ったチャラい感じのランナーにご一緒させてもらった。仮眠をほとんどしてなく、忍野で寝るかきららで寝るか迷っていたが彼は明るいうちにきららに向かいたいって事で先に行かれた。
一理あるなと思い参考にさせてもらってとりあえず🍌、コーラを補給して15分程度休んでからすぐに出発。
遅い時間に忍野に到着した選手はやはり食べ物が無かったみたい…
忍野エイド入り口でレギュレーションチェック有り。
レインジャケット、ライト、レスキューシート、携帯バッテリー残量(たしか20%以上と言われた気がする)
暑いからレインジャケットを精進湖にてデポしてしまいDNFになった選手がいたそう。
SNS上では賛否あったが、明確なレギュレーション違反であり賛否等の議論は必要ない。
2日目はオフィシャルでもアナウンスしていたが、放射冷却が強まり、しかも風が出るため気温が下がると予想できる。
日中も暑かったけど予想よりは涼しい気温、しかも湿度が低い。
日が落ちたら確実に寒くなりレインジャケット無しで山中湖以上いけると思えるのがすごい…
川の土手沿いを走り、田んぼを抜けて石割山へと続くトレイル&階段地獄…
振り返ると富士山。相変わらず綺麗。
石割山頂上のスタッフがまさかの大先輩が迎えてくれて本当に元気をいただけた。
登り返した頃は寝てるかもなんて言われたが…
こここらの下りでライトいるから付けたほうがいいよとアドバイス。
石割山の下りのエグい事。全然走れる下りじゃない…
登りは直登みたいな感じだし下りは段差だらけ…
荒れ果てたトレイルって感じ。
ロードに出てからも長い長い、足が売切れな感じだったのでひたすら早足できららを目指す。
途中セブンで🍙2つゲット
米食わなきゃ力が入らん
山中湖きらら到着。128km地点。
ローソンでお味噌汁買ってきたのにエイドで豚汁あった…
ここからがいよいよ後半戦。数々のアドバイスの1つに
100mileは100km、120km
からが本番なんて言われていたので気合いを入れて豚汁数杯、🍌、コーラ、おにぎり2つ。
とりあえず仮眠しようとフラフラしていたらなんとマッサージがすぐに入れるって❗️
マジか…
藁にもすがる思いでマッサージのテントへ
先生にとりあえず腸脛靭帯からの膝痛、アキレス腱周りの張りと軽い痛み。
15分ぐらいマッサージしていただいて左膝痛がなんととれた❗️
筋肉が収縮しっぱなしになって硬くなっていたとのこと。
色々とマッサージを受けてきたけど、相当な腕前だった。
名前は教えていただけなかったが、神奈川でフットサルのトレーナーや3店舗ほどを回って施術してるらしい…
さすがに120k走ってきた脚をマッサージするのは今回が初めてとの事。
力の加減、張りのある筋肉や靭帯の箇所を的確に触診でマッサージされた。
ありゃまじで凄腕
脚が解放された感じでとりあえず仮眠所へ相変わらずタイミング悪く毛布がなかったが軽く横になる。
15分程して寝れなかったので出発の矢先…
🐻出没のお知らせが緊急メールにて…
おいおい…
って思いながらあんまり気にしないけど
定期的に手叩けって...
真夜中の山の中パンパン叩きながら走ってたら気が狂った人にしか見えないやんw
A7山中湖きらら〜A9富士吉田
山中湖きらら辺りから予想通り相当気温が下がってきた。
装備編でも書く予定だが、内臓の冷えが1番やばいので肌に直接腹巻。
最愛の彼女からのプレゼンントで色々と暖かい。
メリノウールなので汗冷え感は全くない。また敏感肌だが一度もチクチクした事もなく、腹だけでもなくネック、ヘッドとどこでも付けられる優秀な防寒アイテム。
その上からスキンメッシュ。
賛否あるが、スキンメッシュは柔らかい材質で、パワーメッシュは生地が硬く長時間つけてると擦れて痛くなってくる。
RLアームカバー、モンベルメリノウール手袋と下も素肌は出さずにレインパンツを履いてエイドを出発。
個人的な感覚だが、やはり2晩目に入り筋肉に疲れが出ており発熱量が下がっている感じ。
なかなか身体が温まらない。
大先輩からはきらら以降はハセツネみたいなものだと聞いたていて、大きなアップダウンの繰り返し。
途中地元ハンター⁉︎らしきお爺さんが大丈夫だと思うけど熊に気をつけて〜なんて真っ暗なトレイルから出てきてすれ違う。
2ついい感じの峠を越えまたまた石割山へと登り返し。
きららであまり眠気なく仮眠しなかったので二十曲で寝れるからいいやと思っていた矢先…
石割山で大先輩と再び会え
二十曲仮眠所ないよ…
と一言。
あれま…やっちまった…
この時間ならまだまだ富士吉田で寝れるから大丈夫と!
うーむ、眠い…
二十曲への下りは土嚢袋がトレイルに敷き詰められており、滑る滑る。
試走の時もここは捻挫し易くてやばいと感じていた。
そうこうしているうちにあっという間に二十曲峠エイド到着。
141km地点。
テント内はストーブがあり温かい。
ベンチには何人もうつむいたまま動かないランナー達がちらほら。
プロランナーの石川さんがバナナとオレンジをカットしてた笑
下からもってきたシジミの味噌汁投入。
外は寒いせいかベンチはガラガラだったので、めんどくさがらずにダウンを着て軽く寝た…
ともかく眠い…
ここから杓子までは眠気が酷くて本当に辛かった…
眠くて眠くて、身体が言うことを聞かない…
どこかにカフェインタブレットを入れたはずなのに見当たらないし(家について片付けている際バックパックの1番底から出てきた…トレランあるある)
杓子の登りは強烈な眠気に襲われ、この後ロープ箇所がやばいと思い、何度か風の通り道を避けて横たわって仮眠の繰り返し。
何度寝ても眠い…
脳からは休め休めとダルダル信号が出っ放しのままロープセクションへ突入。
しかも、なんと便意まで…
おいおいまじか強烈な眠気+便意というカオス状態。
しかも両側は崖…
身体を隠す場所もないしこりゃ滑落する…
やばいやばいやばいやばい…
それでも眠気が取れないし…
なんとか命からがら杓子の分岐へ。
他の選手に怪訝な顔をされたが気にせず1人コースを思いっきり外れて闇の中へ。
点滅灯とかほんと目立つし全てを消して闇と同化
携帯トイレ様様。
なんとかキジ撃ちをすませ、眠気も吹き飛び意気揚々と杓子ピークへ。
真っ暗な鐘を鳴らすのはあなーたー♪
(スタッフ用テントがそばにあった為配慮して心の中で鳴らしました)
まだまだ夜は明けない。
杓子の下りもこれまた曲者。
要所要所にはロープが張ってあり助かった。
眠気も吹き飛び、出すもん出して身体も軽くてガンガン下ってしまった…
お陰で林道で見事に脚が売切れ状態…
しかも杓子の下り途中で明るくなって結局全然幻覚とか見えないじゃーんと思っていたら…
なんでもない林道にをとぼとぼ歩いてたら幻覚というか見える見える。
切株やら枝やら丸太やらが横たわった人に寝てる人などそこら中に人が倒れててやばかった…
人によっては熊とかに見えて気が気じゃ無くなるらしい…
災難やな。
ロードにでても走れない走れない…
とぼとぼ早足で富士吉田を目指す。
可愛い女の子スタッフにナイスラン♡
頑張ってくださーい♡なんて言われても全く走れまテン…
女の子がいるところだけ走るおっさんランナーとかあれなんなんですかね?
あんたさっきまでとぼとぼ歩いてたやん。
なぜ急に走り出す⁉︎
と思いながら最終エイド富士吉田到着。
155km地点。
とぼとぼと富士吉田エイドに到着後、すぐに富士吉田うどんをいただく!
(ここまで、グルテンフリーできたので最後ぐらい大丈夫だろうということで)
安定の🍌もちろんいただき、眠いので仮眠所へ直行…
最後の最後で毛布ゲット❗️
一瞬で爆睡し30時程寝る。
最終エイドでも寝て、寝まくる100mileとなるzzz...
A9富士吉田~Finish
ラスト13km程だがもう一山越えなければならないので油断できない。
しかも気温が上がりそう…
仮眠後さらに🍌をさらに食べ、ラスト3時間とみていたので一本補給食としてもらう。
コーラも飲んで意気揚々とエイド出発、行ってきまーす❗️
なんて元気よく出てハイドレ確認したら残量ほぼ無い…
基本エイド着いたら補給してたんだけど、暑くなりそうだから出る時に補給しようと思って忘れてた…
苦笑いされながらすぐさまエイドに戻り1L補給。
100mileあるあるなのかもしれないけど、まじで後半は頭が回らない。
ベスパを飲む時間とかちょいミスが増える。
気温が上がってしかも登る登る、だいたい霜山まで500up疲れてるから1時間はかかるかなと思いながらひたすら登る。
途中暑くなり過ぎて、ヒートテックを脱ぐ。
ピーク付近でラスト8kmぐらい。
河口湖の周りだけで3kだからもう下りはあと2kぐらいか、膝は相変わらず痛かったけど、ついに下りに入ってから痛みが消えた?
アドレナリン?
ともかく痛くてもフォームを崩さず歩いたり、走ったりしたのが幸いしたのか⁉︎
ここからは水を得た魚状態で、ガンガン下れて最高に楽しかった❗️
河口湖に下りる地点でUTWTのGM?
ぼんやり思い出し開会式で挨拶していたおっさんやろ⁉︎
やたらと話しかけられて、少し喋ってたら1kmぐらい河口湖周りウッドチップを並走してきて焦った… しかも速い速い…
こっちは167k超えてんだから…
ともかく膝の痛みが消えたので楽しくて楽しくてガンガン走れる❗️
いよいよ旅が終わってしまう…
最後の最後まで最高の富士山
時間帯も良かったのか人生でこんなにも拍手やハイタッチをされた事なかったので、嬉し恥ずかしおっさんが両手を広げてハイタッチしながらゴールの花道を走れました。
鏑木さんをはじめ運営の方々全てのボラスタッフに感謝。
初mile最高に楽しかったレース❗️
【UTMF2018 #9】UTMF A6 OSHINO→FINISH
UTMFレスト
いよいよUTMFが一週間きりテーパリングというか、もう完全レスト…
仕事に忙殺されていて疲れが抜けない…
昨夜も10時間以上寝てしまったzzz
自分なりに十分走ってきたつもりだが
なんだかトレーニングしないと不安というかそわそわしてしまう。
軽くジョグでもいいのだが、右足首、左膝が微妙な感じなのでレースまでは走りたい気持ちを我慢するしかない。
今週富士五湖ウルトラで来週UTMFでる人かとほんと凄いわ…
頭🦑れてるかネジぶっ飛んでるわ…
そんな事もできずとりあえずマッサージ、整体、温冷浴、などなど、💸は飛んで行くが、ともかく当日までに疲労を抜いて元気な状態でスタートラインに立つ事が最優先!
まぁ仕事終わってから御殿場入り…
補給食はほとんど持たなくて大丈夫なんてアドバイス受けたけど、怖すぎてそんの事はできない…
冷静に考えれば、サポート付けてると食べたい物エイドになくても食べたい物を持ってきてもらえるんだよね…
もちろんぼっちランナーなんでサポートなんて無いのでエイドにあるものを食べるか自分で持ってくしか選択肢がない。
富士宮焼そばとか富士吉田うどんとかあるみたいだけど、グルテンアレルギーがある自分としては…
なるべくレース中にとりたくないので、お米中心か。
ある程度の腹減り状態でも可能なんだけど、その状態でジェルを補給ばかりしてると経験上気持ち悪くなりやすいので、グミか山よりだんご、駄菓子類を未だに検討中。
UTMF試走
今年はスギ花粉に反応しなかった身体がヒノキ花粉に…元々ヒノキなのだろうか…ともかくピークであり微熱もあり怠い怠い。
UTMFも直前となり怠さで一週見送り、やばいと焦りながら、どーせ本番でも山中湖周辺は行けてたら徹夜じゃと思い仕事後にバスターから22時25分のバスで0時前に富士山駅へ…
深夜の富士急ハイランドで降りていく若いカップルは朝一から遊ぶのだろうか…
なんて考えつつ浅間神社近くのセブンで準備。
裏がコースになってるので本番でも寄れる。
深夜の浅間神社ではムササビがお出迎え。
夜中でもライトアップしてるのね…
とりあえず、今夜の安全とレースの完走を祈願👏
本堂の横にUTMFのポスター貼ってあった‼️
本番寄ろうかな。
ヤマップにUTMFの地図が出ていたのでGPSで確認しながら進む。
立ち入り禁止の私有地などがあり、途中途中迂回。
以前富士登山競走の時に前泊した素晴らしい展望の宿。
その横からトレイルに…
軽くアップダウンを繰り返して忍野へ下り。
忍野は用水路沿いに3k程ロード。
太平山へと向かう。
太平山〜石割山途中うんざりする雨で削れた階段地獄、土の滑り台が数ヶ所ある。
雨は嫌だな…
二十曲峠もまた土嚢の様な物がトレイルに階段に敷き詰められてスリップしやすい。
100k以上きてラスボス杓子への登り…
杓子の手前にパークがあり10程下ったところに杓子山パークがある。
予報通り天気が崩れてきたけど、富士山がなんとか顔をだしてくれた。
本番では鐘鳴らすか…
杓子の下りが難関だと思う。
雨が降ったら間違いなくドロドロ滑り台…
猿の様に木を使いながら下るしかない。
どこまで行けるのか本番楽しみでもある。