FTR 100 忘備録
去年はトレラン三大レース、北丹、富士登山競走、日本山岳耐久怪我なく完走できてまずまずのトレランシーズンだった。
年内最後のレースとしてFTR100にもエントリー。
宿確保が大変だったけど…
女将さんの粋な計らいで何人か泊まっていた選手を早朝に送迎していただいた。
素晴らしい宿。次回も開催が決まればここにお世話になろう。
レースはニュースになってしまった通り、滑落死亡事故FunTrails100k 2017が起きてしまい途中で中止…
FTR100開催は3回目となり奥宮さんも100mileレース計画があったりと色々とこれからという矢先に…
なんとも残念な結果に終わってしまった…
また後援の秩父市長が翌日の新聞で事故を知ったらしく報告等が後手後手に回り手を引くとの事…
今後を考えると秩父市の協力なくして開催は難しい…
署名活動等で秩父市長には寛大な措置をお願いしたいが…
朗報があり(現時点で事故報告等の提出、御遺族の意向もありもしかしたらまた開催の可能性が出できたとの事)
ともかく、滑落の可能性は山に入る人は誰にでも起こり得ると常に頭に入れておく必要がある。
著名な登山家、クライマー、アルパインクライマー、などなどトレイルランナーだとマッターホルンで相馬さん[DC] 9/20追記・マッターホルンで相馬剛 / Tsuyoshi Somaさんが遭難 | DogsorCaravan.com トレイルランニングのオンラインメディア
滑落により山で命を落としている。
一瞬の油断などと言われる場合もあるけど、それは違うと最近は思う。
山には絶対に落ちてはいけないスポット、ミスをしてはいけない場所がある。
ミスを起こせば確実に重症、死亡事故になってしまう場所。
そんな箇所を通過する際は、つまずいたり、時計を見たり、補給したり、トレイルから視線が外れるとリスクが跳ね上がる…
八ヶ岳や北アなど天気が良くて絶景の場合もついつい行動中に景色に見とれてしまいミスを起こしてしまう場合も…
(経験談であと一歩踏み出してたらって何度かある…)
ここで落ちたらヤバそうだなって所では一呼吸おいて落ち着く、トレイルに集中するべき。
トレランならスピードを落とす、または一度止まって観察するなど、行動以外の事(水分補給、行動食とる)などしない。
それだけでかなり安全に通過出来ると思う。
トレイルはいかにリスクヘッジしながら行動するかによって事故、怪我、遭難等を避ける事ができる。
低山、いつものトレイルだからなどと思って油断は絶対に禁物。
高尾山ですら滑落死亡事故は起きるのが現実である…
明日は我が身と思い気をつけたい…