木を見て森を見ず
細かいことばかりに気を取られて、全体を見わたせないこと。
この思考は非常に多いのではないだろうか。
高度成長期の価値観からかひとつの事をやる事が美学とされ、多数をやろうとすると中途半端と言われる。
一つの事をやり続けるのは高度成長期に完成した美学もう過去の出来事。
現代において多様化が普通ではないだろうか?
仕事も収入も生き方までも。
中途半端などのネガティブな捉え方ではなく多様化。
人生の中でも好きなだけ幅が持てる今日。
細かい事は気にせず全体を見渡せばより発見があるかもしれない。
売れる美容師や営業の方は常に物事の全体に気を配らなけらいけない。
デザインするだけではなく、鏡の前のバックグランドを常に意識すれば要望により的確に応える事が出来る。
全体を見渡そう。
売上をつくるには
よく聞かれるのが売上をあげるコツってありますか?
この質問。
どう答えますか?
僕はシンプルに
「やる事をしっかりやる」
これだけだと思うんですよね。
なぜか?
売上=信用だから。
接客、技術、など全ては信用を得る為の行動でありその結果。
ビジネス(商売)ってシンプルに信用を集める事。
信用が集まればそれがいつしかブランドへ変わりより多くの信用を集められる。
継続してしっかりやるってある意味とても大変で人間なんで途中で息抜きたくなるし、サボりたくもなる。
信用が集まって、たくさんのお金が入ってくれば、誘惑もあるしもっと楽に稼ぎたいとも思う。
だけど、しっかりやり続ける姿勢はとても大切。
そして社長一人、店長一人が意識するのではなく、会社、お店にいるスタッフ全員の意識が必要。
宝くじのように確率で売上はある日突然上がるのではなく毎日毎日の積み重ね。
「やる事をしっかりやる」
もう一つあげるなら
「頑張る方向を間違えないという事」
これもとても大切な事。
どんなに頑張ってもその頑張る方向が結果に向いていなければ水の泡となり結果はでない。
努力は裏切らないというが、努力する方向を間違えば結果はついてこないので結果を出せるように努力する事はとても大事。
売上を上げるには『信用を得る』これにフォーカスして継続して頑張り、努力が必要となる。
そこではじめて『継続が力』となる。
5S
整理、整頓、整頓、清潔、しつけ
整理→いらないものを処分
整頓→ほしいものがいつでも取り出せる
整列→ただきちんと並べるだけ
サロン内の管理は整理整頓でなければならない。
営業中に習慣として続ける。
すぐに整理して、先延ばしせず即実行する。
できない場合はなぜできなかったのか調べて改善する。
床が汚れていたら、即座に拭く。
スタイリスト、アシスタント関係なく指示する人が自らやる。
例えばカラー剤の余りを極力減らす。
ケチではなく、効率化に繋がる。
サロンワークに落とし込んで実践できる。
色々考えさせられる一冊。
トヨタ式「改善」の進め方―最強の現場をつくり上げる! (PHPビジネス新書)
- 作者: 若松義人
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2007/05/19
- メディア: 新書
- 購入: 9人 クリック: 113回
- この商品を含むブログ (10件) を見る